ポケモンWCS 2017(米カリフォルニア州アナハイム)旅行記

2017年8月18日~22日、ポケモンの世界大会「WCS 2017」に行ってきました。その記録を淡々と綴ります。

前日までの準備

  • パスポート取得
  • ポケモン社に出場する旨の書類を送る(JCSライブ大会で渡されたもの)
  • ツアー予約(航空券+ホテル)
  • 休暇を取る(私が)
  • ESTA申請
  • 旅行保険契約(たびほ)
  • 通信手段の確保(グローバルWi-Fiをレンタル)
  • 空港-アナハイム間の交通手段の予約(SuperShuttleを予約)
  • 必要な荷物のリストアップ
  • 荷造り(主に妻が)
  • 「WCSのしおり」を作る(パワポで)
  • 体調を整える
  • 夏休みの宿題を終わらせる(息子が)

ここまでのあらすじ
WCS 2017に行ってきました

8月18日(出国)

朝、いきなりフライトの遅れを「Check My Trip」というアプリから知らされる。どうやら前フライトの遅れがあるらしい。

時間に余裕を持って出発。時間もあるからと日暮里から京成線の普通の特急(スカイライナーじゃないやつ)に乗ったら意外と時間がかかった。


↑成田空港に着いて、第2ビルのポケモンストアで買い物。

第1ビルへ。息子のリクエストにより、不二家レストランでハンバーグを食べる。ルギアがいて(Pokémon GO)レイドバトルを始める。しかし誰もいなくて断念。皆さんそれどころではないか。

ユナイテッド航空でチェックイン。国内線よりも複雑で若干戸惑うが、係の人が教えてくれて完了。機内持ち込み可能サイズを狙って買ったスーツケースは問題なく持ち込み可。

出国ゲートで手荷物検査。さらに航空券とパスポートのチェックを経て、無事に出国手続き完了。


↑出発ロビーの土産物店のベタベタな「日本」感に驚くというか、本気か? という感じ。


↑搭乗口前で待つ。さらに2段階ほどフライト時刻の遅れが通知される。ユナイテッド航空大丈夫か?

結局40分遅れで出発することに。しかし到着時刻は10分程度しか遅れないらしい。スピードを上げるのだろう。

搭乗。機内の設備紹介ビデオが非常に凝ってる。ラプソディ・イン・ブルー。


↑フライト中に機内食2回、おやつ(アイスクリーム)1回。2回目の「チキン&エッグ&ライス」は別の乗務員に言わせると「オヤコドン」。なるほど。日本発便の料理は基本的に日本風で、おいしかった。おやつのアイスクリームもグリコ。

途中、2時間ぐらいは眠れた。


↑入国手続きに必要な税関申告書を受け取り、記入。

機内で観た「聖の青春」がよかった。ポケモン対戦と将棋に通じるところがあって面白いなと思いながら羽生善治さんの著書を読んでいたこともあって、2人の会話が眩しい。

8月18日(WCS 2017 Day 1)


↑飛行機の窓から見えるロサンゼルスは黄土色。緑が少ない。砂っぽい。

現地時間18日12時すぎにロサンゼルス国際空港(LAX)に降り立つ。グローバルWi-Fiの設定をして電源を入れるも、ぜんぜん電波を掴まず不安に。


↑不安で一杯だった入国手続きをあっさりと(30分ぐらい?)終える。行列に対してスキンヘッドの巨漢が「ネーッ!」(Next!)って叫ぶのが迫力ある。

空港ロビーに出て、グローバルWi-Fiがつながるようになる。LAX周辺に特別レアなポケモンはおらず(Pokémon GO)。

Twitterを見ると、会場のアナハイム・コンベンションセンター周辺にガルーラが出て、ケンタロス、アンノーンも出るとの情報。


↑SuperShuttleの乗り場へ。SuperShuttleのアプリにこのへんでチェックインしろと言われるが、まだ乗ってないのにチェックインしていいのかよくわからず、結局、乗り場の人に手続きしてもらう。乗る前にチェックインしておけばよかったぽい。

SuperShuttleに乗り込み、アナハイムへ。移動時間は1時間強といったところ。乗り合いなのでいろいろ連れ回されるかもと思ったが、コンベンションセンター前が最初の停車地だった。


↑着いた!!


↑アナハイム・コンベンションセンター内部。ホールDへ行って選手登録をして入場バッジをもらう。噂に聞いたウェルカムキットがすごく豪華。息子のサイズに合わせた選手Tシャツもくれた(ウェルカムキットの1つ)。


↑これが入場バッジ(バッジなの?)。息子は「COMPETITOR」(競技者)、親は「SPECTATOR」(観覧者)。

※ポケモン社の事前の書類ではウェルカムキットに一切触れられておらず、聞いた話では前日登録でない場合(スケジュールに余裕を持って来た人たちは大会前日の17日に選手登録を終える)はもらえないかも? という説もありました。が、普通に受付に山積みになっており、もらえました。


↑ウェルカムキットの内容(一部抜け)。リック、Tシャツ、スカーフ、キャップ。ポケモンカードのプレイマット、スリーブ、ボックス。ぬいぐるみなど。すごい。

ポケモンセンター(WCS限定グッズも売っているショップ)でお土産をざっと買う。

会場近くの屋台で昼食を買う。チーズのサンドイッチとポテトフライ。うまい。

JCSライブ大会で知り合った子と挨拶。会場をざっと見るが、ジュニアのDay 1はもう終わっていた。


↑Pokémon GOでガルーラやケンタロスを捕まえつつホテルへ。今回のホテルは、会場からわりと離れたところを取っていた。予約できる中から近くて評価がイマイチなところよりは少し離れていても評価がいいところで…と思ったのだけど、アメリカでは「少し」のレベルが違っていた。この旅最大のミス。徒歩15分程度だけど、けっこう堪える。

ホテルに着いて、息子が疲れて寝る。食料を買い出しに…と思ったものの、アメリカのスーパーって家庭向けのすさまじい量でしか食い物を売っていないぞ。とりあえず水とドーナツ的なカロリー源を買う。


↑夕食に日本から持ってきたごはん(ホテルのレンジで温めた)とドーナツ。明日に備えて早めに寝よう、ということで寝る。


↑このベッド、低反発タイプで寝心地が抜群によかった。

8月19日(WCS 2017 Day 1)

AM2:30前に妙にはっきりと目が覚める。まあ、起きるか。ということに。

朝食に、レジでチンするご飯とドーナツ。息子がわりと偏食家なので、大会前には食べ慣れたものを、と持ってきた2食分を消費。


↑6:30ごろまで部屋で時間をつぶし、出発。

途中で何か食事を…と思うも息子の気が進む店がない。


↑アナハイム・コンベンションセンター近くのレイドバトルでバンギラス(Pokémon GO)。プレイしていると「そこのガルーラ捕まえた?」「あっちにの交差点にアンノーンがいるぞ」とかみんな話しかけてくれる。


↑8:00前。開場を待つ。


↑8:00少し過ぎに開場。選手は拍手で迎えられる。これは盛り上がる! ここの動画を撮ったつもりで失敗していたのは内緒です…。


↑最初の何やらかんやらの登録手続き、グループ分け。その間に近くのカフェで食べ物を買ってくる。バナナ、パウンドケーキ、クッキーなどカロリーには困らないな…。

スイスラウンドの試合スタート。ジュニアのDay2参加者は60人で、このうち勝ち数の近いどうしでマッチングしながら6試合をそれぞれ2戦先取(BO3)で戦う。

※正直、この時点でスイスラウンドの明確な試合数や、次の勝ち抜き戦へ抜ける条件をきちんと理解していませんでした。試合数は6。2敗までの子全員が「トップカット」といって勝ち抜き戦に抜けることになったみたい。

2、3、4試合目で続けて通信トラブルが起き、なかなか試合が始められず。私の2DS LLとハードを交換するよう申し出る。交換後は安定して対戦できた模様。

息子のスイスラウンドの結果は勝-負-負-勝-勝-負の3-3で勝ち抜き戦に進めず。2試合目はスカッと負けたけど3、6試合目は微妙な運絡みの負け、特に最終戦は極めて微妙な運がらみの負けだったようで、大変に気持ちの整理がつかない。

が、しばらくして落ち着き始めたところでサブイベントがあると言うと「ポケモンカードのサブイベントをやるためにホテルに戻ってカード取ってくる」と言う。ホントかよ。

※WCSの会場では、大会のほかのサブイベントとして、ビデオゲームやカードの対戦イベントが行われていました。一部は有料で、成績に応じてポイントがもらえて景品(ポケモングッズ)と交換できます。


↑歩いてホテルに戻り、タクシーで会場へ。途中、路上に人だかりがいる。運転手氏「ポケモンが出たか?」。見てみるとアンノーンが出てた。


↑WCS会場周辺では「WORLDS」の各文字のアンノーンが低確率で出現していたらしい。全部は集められず。


↑カードのサブイベントを開始。偶然日本からポケカのジュニアに参加していた子と同じブロックになり、親御さんと話す。同じポケモンWCSでもビデオゲームとカードの交流って意外とないよなーと思いつつ。

カードでDay 1の権利を獲得し、ご両親としては参加する気持ちはあまりなかったのだけど、お祖父さんお祖母さんが「世界で戦うなんて名誉なこと」と送り出してくれたのだとか。ええ話や。

サブイベントのポイントを300貯めて、ヌメラの大きいぬいぐるみを取りたいと言い出す。どうやって持ち帰る気だ…。あと300ポイントはきつそう(この日で120ぐらい)。

カードのルールがさっぱりわからないけど、何かアピールプレイっぽい場面になりよくわからないながらに通訳する(大会には日本語の通訳がついているけど、サブイベントにはさすがに通訳がいない)。

息子と対戦した子がダイスを持って「偶数か奇数か?」と訊いているみたいだったけど、会話が通じない。私も偶数、奇数の英語がパッと出なくて、ここで初めてGoogle翻訳アプリを使う(これ以降の出番なし)。

夜までサブイベントで遊び、ホテルへ。今日はレストランでそれなりにまともなモノ食べようぜ…と近くの店に入り、席についたところで息子が寝た。長時間寝かすと面倒なので、そそくさと食べて部屋に戻る。

考えてみれば、2:30起きで慣れない環境の中プレッシャーのかかるBO3の試合を6戦もしたんだからそりゃあ疲れるよね…と思いつつ、寝る。がんばった。

8月20日(WCS 2017 Day 3)

8時過ぎ起床。昨日のレストランでテイクアウトしていたクッキーを朝食に。おそろしく甘い。

ドタバタしていた昨日までを振り返り、この日は

  • サブイベントを楽しもう
  • 何かしら英語でコミュニケーションを取ろう
  • 決勝戦を観戦しよう

という目標にする。

※WCSのDay 3は、各部門(ビデオゲーム、カードのそれぞれジュニア、シニア、マスター)の決勝戦のみ行われます。


↑会場に向かう途中のハンバーガーショップに寄ってみる。息子はハンバーガーがイマイチ口に合わない模様。しかし、炭酸がスカスカのジュースは飲めると言っていた(日本の炭酸飲料は苦手)。

サブイベントの「VG Multicup」に申し込む。マルチバトルの大会のはずだけど、通された場所では普通にWCS 2017ルールの8人勝ち抜き戦だぞ…??

どうやらMulticupは朝の早い時間しかやってなかったようで、8人1ブロックの勝ち抜き戦「Selection」に入れられていたっぽい。

その勝ち抜き戦に、なんかものすごいおしゃべりのおっさん(推定30歳ぐらいのアメリカ人)がいた。しかし、早口なこともあって何を言ってるのかさっぱりわからない。

急造のパーティで戦う。シニアに参加していたシンガポールの子に勝った(自慢)。

息子は初戦にシンガポール(?)から来ていた、日本語を勉強しているというお姉さんと対戦して勝ち。次におしゃべりのアメリカ人と対戦して負け。彼は息子のプレイを「Amazong!」とほめてくれた。英語がもっとわかったら、何を言っているのかもっと理解できただろうな。

決勝戦はそのアメリカ人と私に。なんか恐ろしく硬かったウツロイドとウインディを落とせず負け。

息子はさらにやる気だったので、1人でやらせてお土産を買いに行く(しかし、周囲にこれといったお店がない)。お土産を買っていた間に、息子は3回ぐらいSelectionに挑戦し、1回優勝したらしい。「VG Entry」とか最低限の英単語で何とか切り抜けたらしい。

息子の3DSに付けていたミミッキュ根付けの受けがとてもよかった。こういう小物をプレゼントや交換用に余分に持っていくのもいいかもしれない。


↑そうこうするうちにVGの決勝戦が始まり、サブイベントは終了。ヌメラぬいぐるみには届かなかったが、いろいろ景品をもらって満足していた。

ジュニア決勝戦。出発前に動画を見ていたNicholas Kan君が強かった。

シニア決勝戦。日本のWata選手も善戦したが相手が1枚上手だったのかなあという感じ。

そしてマスター決勝戦。パーティの相性ではOtsubo選手が不利と思われた中、すばらしい逆転勝ち。3戦目にデンジュモクに集中攻撃して倒したところは、ライブ中継の動画でも音声が入っていたけど、現地の盛り上がりも凄まじかった。こんなすごい試合をライブで見られたのは眼福の極み。

※Otsubo選手ことバルドルさんを直接は存じ上げませんが、Twitterを見ていると日本だけでなく世界のコミュニティで広く知られ、慕われている人望のある方だということが伝わってきました。ご本人の発言もすごくまっすぐで真摯な感じで、ものすごく応援したくなる方。鮮やかな試合と優勝が決まった瞬間のはじけっぷりには、胸が熱くなりました。息子はエルフーンを育成すると言ってました。


↑続けて閉会式。閉会式の演出もよかった。

来年のWCS 2018はテネシー州ナッシュビル。音楽の街であり、食べ物はおいしいらしい。テネシーワルツの本場か(!?)。いいなー。

その後、日本ジュニア・シニア勢の皆さんと打ち上げ的な感じで深夜まで。

8月21日~22日(帰国)

朝の時間帯の移動となるため、できるだけ不確定要素を作らないようSuperShuttleの乗り合いじゃない版「Business Express」でLAXへ。多少渋滞に引っかかるが、なんとか到着。

この日はアメリカで日食が観測できる日。とはいえ空港で見ている余裕もないだろうと思っていたのだが、待ち合いのロビーで日食を見ている人がいて、ちょっと見せてもらえた。アメリカ人(なのか?)はいい人。

現地時間21日12:00過ぎ、飛行機に乗って即爆睡。起きるが、目ぼしい映画は往路であらかた観ていたので、何となくバトルツリーなど始める。

スーパーダブル50連勝を過ぎても負けないので飽きる。


↑アメリカ発の便の機内食は独創的すぎる味付けで厳しかった。甘いソースの焼うどんと、妙に辛い豆のサラダという凄い組み合わせ。


↑日本の税関を通るために必要な携行品・別送品申告書を受け取る。

機内の映画に「オデッセイ」があったので見た。なるほど火星DASH村。

日本時間22日15:30ごろに帰国。お土産を詰めたバッグを回収。アメリカ滞在中の食生活が非常に貧しかった息子の要望により、不二家レストランでハンバーグを食べて帰る。

このサイトの管理人

小林 祐一郎@heartlogic
息子と一緒に始めた「ブラック2・ホワイト2」で初めてポケモンに触れる。対戦を少々嗜み、好きなポケモンはコジョンド。つらい思い出の多い技は「とびひざげり」。休日はポケモンセンター周辺によく出没します。

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