日本科学未来館「ポケモン研究所」がすごく良かった

お台場の日本科学未来館で10月12日まで開催されている特別展「ポケモン研究所」に行ってきました。ポケモン好きの子供をターゲットに、「科学的態度でポケモンに接する」体験ができます。

要するに「すげー凝ったポケモン当てゲーム」ができて、文句なしに楽しい。夏休みを過ぎていたためか、週末ながら混雑具合はそれほどはありませんでした。

▼公式サイト
企画展「ポケモン研究所~キミにもできる!新たな発見~」公式サイト

入場したら、まず第1研究室「博士からのミッション」に挑戦します。ボールに入っているポケモンを12種類の「観察マシン」を使って得られる情報から分析して当てる、というもので、モンスターボール(ふつう)、スーパーボール(難しい)、ハイパーボール(かなり難しい)の3種類を選び、ボールには回答を書く「観察シート」が付属します。

息子と私はハイパーボールでいいんじゃないかと思っていましたが、受け付けのお兄さんの「ハイパーボールはかなり難しいです」「(やる気なら)再入場して何度でもできます」というアドバイスを受けて、モンスターボールで始めました。

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けっこう歯ごたえのあるミッション。ビジュアル情報に頼ろうとすると難しかった

12種類の観察マシンは、「足あと収集マシン」「シルエット撮影マシン」のようにポケモンの断片的な情報が手に入るもの。12種類のうち4種類で得られる情報から、ポケモンを特定する必要があります。

ポケモン図鑑を丸暗記する程度のガチ勢ならば「重さ」や「高さ」(体長)から絞り込めるかもしれませんが、一般人は「シルエット撮影マシン」がやりやすい…と普通は考えるのではないでしょうか。もっとも易しい「モンスターボール」の観察シートには、ボールに入っている可能性があるポケモンの絵と名前が並んでいて、ポケモンに詳しくない人でも、シルエットから特定できそうです。

ですが、ここにちょっとした罠があって、シルエット撮影マシンは「撮影のためフラッシュの電力を貯める」という名目でその場で猛烈な脚踏みをさせられ、体力的な意味で難度が高くなっています。うまくいけばシルエットから一発でわかりますが、電力が不足すると情報が得られません。親子や兄弟の数人がかりでバタバタ踏むと、いささかカッコ悪いが電力は貯まりやすいようでした。あと、このマシンはもっとも回転が悪いので待たされます。

何度か再入場を繰り返した結果、最初に「ポケモンずかん検索マシン」で図鑑説明を確認し、「わざ確認マシン」で使える技を確認する(やった範囲では対象ポケモンのタイプ一致技しか表示されなかった)ことで、ポケモンをほぼ特定できるというノウハウができました。この段階で「テッシードだかナットレイだかわからん」といった具合のときは「進化回数確認マシン」で進化の何段階目かを調べればOKです。

「拡大観察マシン」「足あと収集マシン」などシルエット以外のビジュアル分析系の情報は、ふつーの人を困らせるためにあるんだなと思うレベルでわかりにくく、情報としてはノイズにしかならなりませんでした。

わりと空いているのをいいことに、結局は6周もしてしまいましたが、息子(小3にしては多少ポケモンに詳しい方だと思う)の正解率が3/6だったので、子供向けのクイズとして、けっこう歯ごたえのある内容なのだと思われます。私もダンゴロの存在を忘れていて1問間違えました。

ちなみに「スーパーボール」ではボールに入っている可能性があるポケモンの数が増え、観察シートにはイラストしか掲載されていないため、ポケモンの名前を知らないと答えにくい。「ハイパーボール」になると対象は全種類のポケモンとされ、観察シートには一部のアップしか表示されないので、ポケモンを知っていないとほぼ回答不能だと思われます。ポケモンを知っている子供+よくわからない親のコンビネーションで遊ぶと、また違った楽しさがあるのではないでしょうか。

答えは観察シートに書いておき、最後に回答を見て心の中で答え合わせをするだけなので、正解したら褒めて貰えるとか、間違っていたら恥ずかしいとかいうことはありません。ボールを返却する場所の近くで、ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネの中から1匹のシリアルコードが書かれたカードを貰うことができます(ゲームを持っていなくてもOK)。

第2、第3研究室はちょっと流し気味になってしまった

「ポケモン研究所」は3部構成になっていて、第2研究室は「分類」を学ぶ「ポケモンコレクションルーム」、第3研究室はポケモンを離れ、科学的態度で「発見」をしよう、小学生が発見をした事例もあるよ、という「キミにもできる新たな発見」の展示になります。ただ、第1研究室が濃すぎて、こちらは少々流し気味になってしまいました。

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それでも、全720種、メガシンカやアンノーンの全バリエーションまで含めた「ポケモンコレクションルーム」のパネルは壮観でした。

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「キミにもできる新たな発見」ではウツボカズラが出てきて「おっウツボット!?」と思わせておきながら次にミミズが出てきてポケモンとの関係性がないという、意図されているのかどうだかわからない絶妙なテーマの距離感でした。動物の剥製や昆虫の標本があって、息子も興味深く見ていたので、何かしら刺激になっていた……のかな?

とてもいいイベントで、息子も非常に楽しんでいました。ブログのネタにというモチベーションで調べ直してよかった! 当初はピンバッヂ付きの特別前売り券が発売されていたが、予約しておきながら買いそびれていた(ので行く気も萎えていた)というのは内緒です。

このサイトの管理人

小林 祐一郎@heartlogic
息子と一緒に始めた「ブラック2・ホワイト2」で初めてポケモンに触れる。対戦を少々嗜み、好きなポケモンはコジョンド。つらい思い出の多い技は「とびひざげり」。休日はポケモンセンター周辺によく出没します。

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