「ポケモンの巣」と「ポケソース」考:上野公園はなぜ「ミニリュウの巣」と言われるのか?

特定のポケモンが特定エリアに多く出現する「ポケモンの巣」の情報がSNSなどで流通していますね。私もよく参考にさせてもらっています。また、周期的なポケモンの出現ポイント「ポケソース」という考え方があります。

▼ポケソースの定義、および考え方については、こちらを参考にしています
ポケモンGOでの「かくれているポケモン」活用法 | Orangkucing Lab

「ポケモンの巣」の定義は、「特定のポケモンがよく出現するエリア」程度でとりあえず曖昧にしておきます。そして「何をもって『ポケモンの巣』と呼べるのか?」について、少し情報を整理して考察したいと思います。

例えば現在「上野公園がミニリュウの巣」だと言われていますが、なぜミニリュウの巣と言われているのでしょうか?

ポケモンを見つける方法は2種類

ポケモンを見つける方法は、大きく分けて次の2種類があります。

・ポケソースに出現したポケモンに遭遇する
・ルアーモジュール(おこうも同様?)でポケモンを誘導する

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上の写真で、足元に白い丸が見えるブーバーとヒトデマンは、ポケソースから出現したポケモンです。

ポケソースは位置と出現時刻(毎時○分)が決まっていて、出現するポケモンは位置ごとに決まったテーブルの中から選ばれるようです。ポケソースのポケモンは出現から最低でも15分程度はその場所で見つけることができ、「かくれているポケモン」にも表示されます。

足元にピンクの丸が見えるポッポは、ルアーモジュールで誘導されたポケモンです。足元の丸が見えませんが、キャタピーもおそらく誘導されたポケモンでしょう。

誘導されるポケモンはルアーモジュールがあるポータル周辺に出現し、何が出現するかは近隣のポケソースの出現テーブルが流用されるようです。出現から(おそらく)3分間程度そのポケモンを見つけることができ、消滅後は少し間を置いて別のポケモンが出現する、ということがルアーモジュールの効果時間中繰り返されます。

ルアーモジュールで誘導できるポケモンとできないポケモンがいる?

一般に「ポケモンの巣」とされるのは、ポケソースに特定の珍しいポケモンが出やすいエリアです。例えば「ヒトカゲの巣」とされる東京都町田市の「小山内裏公園」(京王線・多摩境駅)では、園内の特定エリアにあるポケソースでヒトカゲが高確率で出現します。感覚的には出現するポケモンの3割ぐらいかな? 結果的に「公園内を行ったり来たりしていると高確率でヒトカゲと出会える」ことになります。

しかしルアーモジュールでヒトカゲは出ません。小山内裏公園のヒトカゲが出るエリアにあるポータルでいくらルアーモジュールを使っても、ヒトカゲが誘導されて出てくることはありませんでした。3時間程度の観察なので不十分かもしれませんが、感触としては「ヒトカゲの巣だけど『ルアーで乱獲』という無精は許されない。歩きまわるのが大事」という感じでした。

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(↑)小山内裏公園にて。一本道の園内を3時間弱ほどぐるぐる往復してヒトカゲ10匹程度を確認。ルアーモジュール周辺を何度通りかかっても、休憩しながら近い2ポータルにルアーを入れて30分過ごしても、誘導されたヒトカゲは1匹も見かけませんでした。ルアーで出るのはズバット、イーブイ、ピッピなど。

「ワンリキーの巣」と言われる江古田の森公園も同様で、2時間程度歩きまわった中で、ルアーで誘導されたワンリキーは1匹も見ませんでした。ワンリキーが出現するのは園内の一部のエリアで、そこでは高確率でワンリキーを発見できました。

一方で「ディグダの巣」と言われる日比谷公園や「サンドの巣」飛鳥山公園では、ルアーで誘導されたディグダやサンドもいたように思います。誘導される・されないの違いをはっきりと意識する前で画面写真も撮っていなかったので、機会を見つけて再検証してみたいと思います。

上野公園は極端に密度が高いだけと考えられる

では「ミニリュウの巣」と言われる上野公園はどうなんでしょうか? 実は現在、水辺の多くのエリアでミニリュウやハクリューが出現するようになっています。エリアにより多少の出現率の高低や時間帯による違いがあるかもしれませんが、私はお台場周辺や近所の川、市ヶ谷~水道橋の神田川周辺などでも見つけたことがあります。

これらのミニリュウやハクリューはルアーで誘導されることもあり、まれに水辺から離れた市街地のルアーで見られることもあります。先日も、池袋の東急ハンズ近くでハクリューを捕まえました。東池袋のどこが関係しているのか不明ですが、このあたりはまれにシェルダーやパウワウも出現する謎エリアです。

上野公園の不忍池沿いも同様に水辺のエリアであり、非常に高密度でポータルやポケソースが存在しています。そのため「ミニリュウが出現する特定のエリアとして設定されているわけではないが、どこかしらに出現する確率は高め」という意味でミニリュウを見つけやすくなっており、結果的に「お目当てのポケモンがよく出現するエリア」としては「ミニリュウの巣」と呼べる状況になっていると考えられます。

先日少し上野公園に行ってみましたが、ポケソースからもルアーからもミニリュウが出現しているのを確認しました(しかし画面写真を撮り忘れました)。

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(↑)上野公園・不忍池弁天堂周辺。

ポケソースの考え方はかなり普及しているようで、不忍池周辺ではルアー付近で止まっている人よりも池の周りをぐるぐると歩きまわる人が多数派でした。何も知らないで見るとこれも異様ですが、いくらか健康的な気はします。ただ、ミニリュウの出現情報が出回ると人が走って殺到するようで、これは危うい…。

絶対量が少なすぎる「特定ポケモンが出現するポケソース」

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上の画面写真は池袋のサンシャインシティ・ポケモンセンターメガトウキョーに近い東池袋中央公園です。ここはイシツブテのよく出現するポケソースがあるのですが、私が観察する限り2地点しかイシツブテのポケソースはなく、「イシツブテの巣」と呼びたくなるほどに捕まえることはできません。

ゴローニャに育てるには125個のアメが必要なはずなので地道に集めたいところですが、半日程度サンシャインシティにいても3、4匹がせいぜいでした(出現している時間帯に確実に行ければ、もう少し増やせるかもしれませんが)。

なお、周辺のルアーモジュールでイシツブテが出現しているのは見たことがありません。

まとめ

  • 特定エリアのポケソースに、特定の珍しいポケモンが高頻度(3割程度?)で出現するよう設定されていることがある
  • そのポケソースの数がある程度多ければ「ポケモンの巣」として認知されやすい
  • 「特定のポケモン」は、周辺のルアーに誘導されないのではないか
  • ミニリュウなど、「特定のポケモン」ではないレアポケモンが高頻度で見つけられる場所も「ポケモンの巣」として認知されることがある

(ここに書くことは検証の少ない仮説です。また、2016年8月13日現在の情報に基づいており、今後変更される可能性が大いにあります)

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このサイトの管理人

小林 祐一郎@heartlogic
息子と一緒に始めた「ブラック2・ホワイト2」で初めてポケモンに触れる。対戦を少々嗜み、好きなポケモンはコジョンド。つらい思い出の多い技は「とびひざげり」。休日はポケモンセンター周辺によく出没します。

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