ポケモンGO「強さ判定」機能追加で言葉遊びの妙を思い知る

「Pokémon GOにジャッジさん的機能が追加」と聞いたときは、正直なところ失望していました。比較的簡単に実装できそうな機能だけど、まず加えるのが「個体値を見てふるいにかけよう」なの? そこじゃなくない? と。

ところが、蓋を開けてみたらビックリですよ。みんなこぞってタマタマの強さを判定してキャッキャ言ってるとは。

強さ判定は赤・青・黄の各チームのリーダーが登場して話しますが、わりと曖昧なことしか言いません。そして、最後に見ればわかるのに大きさについても言及するので「小さいタマタマだね」とか言われてみんな喜んでる。これは凄いなあ。大きさについてだけ妙に台詞のバリエーションがある感じなのは何なんだ。

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「でかいきんのたま」関係に代表される、サラリと出てくるシモっぽい発言はポケモンの大事なスパイス(?)であり、小学生の集団には盛り上がるところでもあるのでしょう。そして、Pokémon GOをやってるいい歳した連中のSNSでも同じようなポイントがヒットしている。確かに楽しいよね、微妙な下ネタ。

個体値判定と思わせてちょっとした言葉遊びの実装でもあり、ポケモンらしくプレイヤーの妄想力をビンビンと刺激する微妙な言い回しは、「世界観の構築のため」として開発に参加しているゲームフリークの増田さんのディレクションなのではないでしょうか!? ただの妄想ですけども。

ちょうどWCS 2016があったこともあり、増田さんは先日まで渡米されていて、「Nianticで仕事をしてきた」というブログの投稿もありました。

サンフランシスコにある
Niantic 社にて
仕事してきました!
増田順一 公式ブログ – Niantic社にて – Powered by LINE

その仕事とはひょっとするとジャッジ機能の最終調整で、「ここは『小さい』ことについて『可愛いと思う』みたいな言い方がいいんだよ」的な台詞のチューニングだったとしたら、これだけ壮大なゲームの中で、ちょっとしたテキストワークでプレイヤーをこんなに楽しませる小技の冴えに、ただただ深い畏敬の念を抱かざるを得ません。

このサイトの管理人

小林 祐一郎@heartlogic
息子と一緒に始めた「ブラック2・ホワイト2」で初めてポケモンに触れる。対戦を少々嗜み、好きなポケモンはコジョンド。つらい思い出の多い技は「とびひざげり」。休日はポケモンセンター周辺によく出没します。

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