ミラクル交換・GTSと改造ポケモン(問題点と判定方法)

はじめに:改造ポケモンは不意に送られてくる

改造ポケモンの問題は昔のバージョンからありますが、サンムーンでも発売直後から問題になっていました。「自分は改造なんかしない」と思っていても、ミラクル交換やGTSで、不意に改造ポケモンが手に入ってしまうことがあります。


例えば、このマギアナはミラクル交換で送られてきたものですが、ウルトラボールに入っています。特別な配信ポケモンであるマギアナはプレシャスボール(全体が赤いボール)に入っているので、ウルトラボール入りのマギアナはあり得ません。

ミラクル交換では送られてくるポケモンを選べませんし、GTSでも、GTS上で見られる情報だけで改造を見分けられるとは限りません。そのため、意図せず改造ポケモンが手に入ってしまうのです。

ここでは、「普通に遊んでいて突然出くわすことがある改造データ」について書きます。特に、お子さんと遊んでいる保護者の方に知っておいてほしい内容です。

改造ポケモンの何が問題か?

あくまでも個人的な見解ですが、GTSやミラクル交換など通常のプレイによって故意でなく手に入った改造ポケモンを持っていることが、イコール問題だとは思えません。もちろん故意に改造ポケモンを入手したのであれば論外ですが。

なぜならば、一般のプレイヤーはそれを「改造ポケモンだ」と断定できないためです。

もちろん、「あからさまに怪しいポケモン」は存在します。色違い6V(すべての個体値が最高値)のポケモンなんて普通は交換に出さないでしょう。しかし、それだって正規の方法で入手することも不可能なわけではないし、何かものすごい罰ゲームで交換に出したのかもしれません。

どう見ても普通に捕まえたとしか思えない平凡な能力値の色違いポケモンがミラクル交換で流れてきたこともありますが、それは「色違いのポケモン」ということを知らない人が何の気なしに流したのかもしれません。

さておき、改造ポケモンにより起こりうる問題は、次の3つがあります。

1:オンライン対戦でペナルティの対象になる可能性

改造のポケモンは当然ながらオンライン対戦で使うのはNGです。とはいえ判別する手段がなく、意図せずに改造ポケモンを使ってしまった結果、申し開きの機会なども与えられずペナルティが課せられるのだとしたら、気の毒な話です。

基本的には「交換で手に入れた改造っぽいポケモン」をそのまま対戦に使わなければ、問題はありません。自分で卵を作って孵した/捕まえたポケモンか、正規の方法で配信を受けたポケモンだけを対戦に使いましょう。

ただ、カプやUBは交換で手に入れたものを使いたいこともありますね。ここは悩ましいところですが、以下に記したような「あからさまに怪しいデータ」でなければ、使うことを止めるのも変ではないかと思います。

2:データが破損する可能性

改造ポケモンを持っていると、データが破損する可能性があると言われます。さすがにゲームフリークも任天堂も、不正に改造したデータの動作までは保証できないでしょう。

正規のプレイの中でなぜか改造ポケモンがやってきてデータ破損してしまった、というならば、(あくまでも私の個人的な考えに過ぎませんが、と重ねて前置きしますが)、堂々とサポート窓口に問い合わせて修理を依頼すればいいと思います。

ゲームフリークや任天堂には改造データを監視し弾く責任がある、というのも実質的には無理なことを言ってる感じがしてナニですが、まあ、ユーザーの責任を問えることでもないでしょう。

責任論はともかく、破損してしまったデータが復元できる保証はどこにもありませんから、リスクは避けた方がいいのは確かです。自衛手段として「怪しいポケモンが来たら逃がす」は有効だと思います。

3:子供どうしのトラブルの元になる可能性

これがもっとも恐れる点です。珍しいポケモンがミラクル交換で手に入ったとき、普通の子供だったら友達に自慢したくなりますよね。

で、自慢された相手が多少なりともポケモンに詳しかったら「それって改造じゃね?」という話になるでしょう。

そこから喧嘩になったり、「あいつは改造データ使ってる」みたいな虐めになったりしたら、子供がかわいそうです。また、その珍しいポケモンを巡って盗った盗られたみたいな騒動になることもあるかもしれません。

実際に以前、息子がミラクル交換で色違いレベル100のコイキング(だったかな? 微妙なポケモン)を手に入れたことがあって、妻から相談を受けました。そのときは仕事中だったので帰ったら見てみるよーと返事をし、帰ったときには息子が自分の判断で改造と断定して逃がしていたのですが。

何ともネガティブな話になりますが、要するに「うまい話には裏がある」ということでしょうね。

改造ポケモンを判定する方法

改造ポケモンを判定する方法として、次のようなものが考えられます。

正規のプレイであり得るデータかを判定する

Webで調べてみた範囲では、ユーザーが改造データであるか否かを明確に判断できる方法はないようですが、ポケモンをある程度知っていれば「通常のプレイではありえないデータ」を判定することはできます。上記の「ウルトラボール入りマギアナ」もその1例です。


こちらのコスモッグは、個体値がすべて「ダメかも」でした。伝説ポケモンは3V(個体値のどれか3つは「さいこう」になる)が確定なので、通常のプレイではあり得ないデータです。

このように「正規のプレイではあり得ないデータ」であればわかりやすいですが、正規のプレイであり得る範囲の改造には無力です。

「改造データが流れてくることもありうる」という認識を持ち、凄すぎるポケモンは疑いましょう。

親の名前やポケモンのニックネームを検索する

意外と効果的な方法です。「ワン切りの電話番号で検索すると悪質な業者の情報が出る」と同じ原理で、改造ポケモン放流の常習者の名前はWebの掲示板などによく出ているようです。そうしたところで話題になっているユーザーが親の「凄すぎるポケモン」は、改造だと見て差し支えないでしょう。

また、上記改造マギアナには「ちばけんま」というニックネームがついていますが、これで検索するとしょーもない情報が出てきます。ポジティブな意味で付けるよりは、いたずらとして付けるニックネームのようだったら、改造の可能性は高いと考えていいでしょう。

オメガルビー・アルファサファイアでは「AuSLove.TV」という親の改造ポケモンが数回流れてきました。「.tv」とかドメイン名になっているのはおそらく、サイトの宣伝目的だからなんでしょう。

まとめ

  • ミラクル交換やGTSで手に入る凄すぎるポケモン(色違い高個体値高レベル)は改造の疑いがある
  • ざっくり言って「こんなの出さないよな普通」と思えるデータは怪しい
  • 「うまい話には裏がある」ので「君子危うきに近寄らず」と考え、すごすぎるデータは使わない
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このサイトの管理人

小林 祐一郎@heartlogic
息子と一緒に始めた「ブラック2・ホワイト2」で初めてポケモンに触れる。対戦を少々嗜み、好きなポケモンはコジョンド。つらい思い出の多い技は「とびひざげり」。休日はポケモンセンター周辺によく出没します。

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