「めざめるパワー」のタイプ判定と厳選方法

「めざめるパワー」とは?

「めざめるパワー」(めざパ)ポケモンの攻撃技(特殊技)の1つで、わざマシンで覚えることができます。特徴は、使用するポケモン(個体)の種族値6つの偶数・奇数の組み合わせでワザのタイプが変わること(下の判定表参照)。ノーマルとフェアリー以外の16タイプがあり、理論的には好きなタイプの攻撃技を持たせられるようになります。

威力は60と低いため、攻撃技として特別強いわけではありません。ですが、対戦では非常に重要な意味を持つ技となっています。

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不利対面をひっくり返す「役割破壊」の技

「めざめるパワー」が重要なポケモンの典型的な例は、電気タイプのポケモンです。電気タイプの多くは覚えられる技のタイプが少なく(「技範囲が狭い」と言います)、電気技は地面タイプに無効化されるため、電気ポケモンが非常に苦手です。

例えばライチュウの前にガブリアスが出てくると、ライチュウは有効打を与えることが非常に難しくなります。通常なら、有効打になりうるのは等倍の「くさむすび」などしかなく、ライチュウの特攻では3発程度必要で、その間にガブリアスに倒されてしまうでしょう。しかし、氷タイプの「めざめるパワー」があれば、電気技を無効化しようと出てきたガブリアスに致命傷を与え、形勢を逆転できます。

このように、相手にとっての有利対面(=「役割」を遂行しようとしている)状態をひっくり返すことを、ポケモン対戦では「役割破壊」と言うことがあります。たいていの場合、「めざめるパワー」は相手が想定しない反撃を食らわせ、役割破壊する秘策として使われます。

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苦手な相手の4倍弱点を突くことが基本

「めざめるパワー」は威力が60と低いうえ、ほとんどの場合タイプ不一致で使うことになるので、特攻の高いポケモンでもあまり大きなダメージは与えられません。

基本は、特殊技を使うポケモンが、有利対面を作りに出てくると想定される相手のポケモンの4倍弱点を突くために使うことになります。

ポピュラーなのは「電気タイプのめざパ氷」と「草タイプのめざパ炎」です。草タイプのポケモンの技範囲が狭く、鋼タイプや草タイプを苦手とするので、ハッサムやナットレイの4倍弱点を突ける「めざパ炎」は重要なサブウェポンとなります。

そのほかでは、対戦でよく使われるポケモンに合わせて、ヒードランに対抗するため「めざパ地面」、対ファイアローに「めざパ岩」、バンギラスには「めざパ格闘」などが考えられることもあります。

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めざめるパワーのタイプを判定する方法

めざめるパワーのタイプを教えてくれるキャラクターがいるので、聞きに行きます。

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X・Yではヒャッコクシティ、オメガルビー・アルファサファイアにはヒマワキシティにいます。ただし、厳選しているときにタマゴから孵るたびに聞きに行くのは手間なので、下の判定表を参考にジャッジさんから個体値の最高(=奇数)の箇所を聞き、ほしいタイプに該当する可能性のあるポケモンが生まれたときだけ聞きに行くのがいいでしょう。

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ダメージ計算が重要

「電気タイプのめざパ氷」は「とりあえず持っとけ」レベルの技だといえますが、それ以外では、深く考察した結果採用になるのが普通です。

威力の低い「めざめるパワー」は、漠然と持っていても役に立つ技ではありません。ある程度対戦の経験を積み、

  • 自分のポケモンに対し、相手が高確率で出してくるポケモンがある
  • 自分のポケモンはその相手に有効打を与えにくく、どんな技を使っても1、2発で倒すことは不可能
  • めざめるパワーがあれば、少ないターンでその相手を倒せる(例えば、普通に覚える技なら4発必要なところが1、2発になる)

といった場合は「めざめるパワー」が非常に有効だと考えられます。その判断のためには、ダメージ計算を行って、きちんと有効性を確認しておくことが必要なのです。

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めざめるパワー厳選のコツ

「めざめるパワー」のタイプは個体値で決まるため、ほしいタイプが使えるポケモンを厳選して産む必要があります。

しかし、特定の「めざめるパワー」を得るための厳選は超めんどくさいです。有効性が確認できても、パーティの組み合わせで対策するなどして採用を避けられれば、それに越したことはないでしょう。

以下の判定表で、ほしいめざパのタイプになる個体値の組み合わせを確認し、個体値を調整します。一般に奇数は「31」(最高値)、偶数は「30」と考えてください。特殊技しか使わないポケモンは攻撃の個体値は低いほどいい(混乱時の自傷ダメージが減る)ので、それを意識する場合は「1」と「0」です。

一般に、奇数はジャッジさんで個体値が最高かどうかを確認すればよく、遺伝元の親も手に入りやすいので出しやすいですが、偶数(個体値30)を出すのは容易ではありません。

めざパの組み合わせは各タイプ4、5通りあります(悪以外)が、個体値のどこを偶数にするかで、どの組み合わせを狙うかが決まります。

素早さを偶数か奇数か選べる場合、最速が欲しければ素早さが奇数の組み合わせがいいです。攻撃力を最大化したければ特攻が奇数になる組み合わせを狙います。

そう考えると、「めざパ氷」の最速理想値(31-0ないし適当な偶数-30-31-31-31)を出すのは、比較的ラクです。一方で「めざパ炎」は特攻と素早さが偶数でないといけないため、最速をあきらめないといけません。耐久を落とさない理想値は(31-0ないし適当な偶数-31-30-31-30)となります。

個体値30を判定するには、レベルを上げてから個体値を逆算するか、バトル検定(あとで加筆予定)に連れて行き、一時的にレベル50になった状態の能力値を見て個体値を逆算します。どちらの場合も、ジャッジ→めざパ判定→個体値の判定 とするのがいいでしょう。

厳選を早く進めるには個体値30の親を確保しておくのがいいです。ブラック・ホワイトとブラック2・ホワイト2があれば、個体値のすべてが30の「Nのポケモン」を集めるといいでしょう(あとで加筆予定)。

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めざめるパワー判定表

※HABCDSは、各能力の個体値(HP、攻撃、防御、特攻、素早さ)の通称です。詳しくは以下のページを参照してください。
能力値(種族値、個体値、基礎ポイント)の仕組み

タイプ H A B C D S
タイプ H A B C D S
ドラゴン
ドラゴン
ドラゴン
ドラゴン
タイプ H A B C D S
タイプ H A B C D S
エスパー
エスパー
エスパー
エスパー
タイプ H A B C D S
電気
電気
電気
電気
タイプ H A B C D S
タイプ H A B C D S
タイプ H A B C D S
タイプ H A B C D S
タイプ H A B C D S
ゴースト
ゴースト
ゴースト
ゴースト
タイプ H A B C D S
タイプ H A B C D S
タイプ H A B C D S
地面
地面
地面
地面
タイプ H A B C D S
タイプ H A B C D S
飛行
飛行
飛行
飛行
タイプ H A B C D S
格闘
格闘
格闘
格闘
格闘

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このサイトの管理人

小林 祐一郎@heartlogic
息子と一緒に始めた「ブラック2・ホワイト2」で初めてポケモンに触れる。対戦を少々嗜み、好きなポケモンはコジョンド。つらい思い出の多い技は「とびひざげり」。休日はポケモンセンター周辺によく出没します。

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