ポケモンの能力値の仕組み

種族値、個体値、基礎ポイント(努力値)とは

ポケモンの能力値は「種族値」「個体値」「基礎ポイント」(努力値)という3つのパラメーターでできています。これらの数値の存在や、計算方法は公式にはあまり明らかにされていません。おそらく子供向けゲームとして複雑な数字や数式が前に出てしまうことがないように、といった配慮もあるのでしょう。

ただし、ゲーム中にも「わかる人にはわかる」感じの部分は多く、個体値に関しては「すごいとっくん」で金銀の王冠を使ってあげられたリ、基礎ポイントはポケリゾートやフェスサークルなどで上げたり下げたりできます。対戦をやるならば、まずはこれらの数字の存在を知っておきましょう。


↑ざっくりとした能力値の成り立ちはこんな感じ。計算時のベースとなる数値(ふだんは意識されない)があり、能力値の基礎は種族値で決まります。そのうえで個体値と基礎ポイントにより上積みがあり、最終的な能力値が決まります。

この3つの値は「三値」とも呼ばれ、次のような意味を持ちます。

種族値:種族ごとに固有の値

種族に固有の値。同じ種族ならばどのポケモンも同数となります。Webのポケモン情報サイトで調べます。

▼参考サイト
ポケモン図鑑ORAS・XY – ポケモン徹底攻略

個体値:「ジャッジ」で判定できる値

個体が生まれたときに決まる、先天的な能力値の補正。0〜31の値を取ります。ゲーム中に個体値を見ることはできませんが、「ジャッジ」機能で大まかな判定が可能です。


↑ジャッジは、クリア後に行ける「バトルツリー」の手前にいるジャッジさんと話すことで利用可能になります。ただし、条件(おそらくタマゴを20個以上孵す)を満たしておく必要があります。


↑ジャッジが利用可能になると、パソコンでボックスの画面の右下に「ジャッジ」が表示されます。


↑「ジャッジ」を押した状態でポケモンを選択すると、上画面にこのように個体値のレーダーチャートが表示されます。

ジャッジによる個体値ははっきりとした数値ではわかりません。完全な検証はまだ行っていませんが、以下のようにジャッジと数値が対応すると思われます。

ダメかも:0
まあまあ:1~10ぐらい?
かなりいい:11~20ぐらい?
すごくいい:21~29ぐらい?
すばらしい:30
さいこう:31

基礎ポイント:後天的に上げ下げできる値

基礎ポイントは、バトルでポケモンを倒したときに、各能力に(こっそりと)加算される数字です。0〜252の値を取り、道具を使ったり、ポケリゾートの「わいわいリゾート」やフェスサークルの屋台を使ったりしても上げられます。


↑基礎ポイントの見方は、「つよさをみる」画面でYボタンを押す、です。ただしグラフだけの表示で、数値として見ることはできません。最高値(252)の能力だけ、、キラキラ光るエフェクトがかかって表示されます。

トータルの基礎ポイントが上限の510あるときはグラフが水色に、そうでないときは黄色になります。

▼基礎ポイントについて詳しく(編集中)
基礎ポイントの振り方と群れバトル【XY/ORAS】

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ポケモンの性格による能力値の補正

このほか、ポケモンの性格により、攻撃、防御、特攻、特防、素早さのいずれかに×0.9または×1.1の補正がかかります。例えば性格「ようき」の場合は、素早さが×1.1で、特攻が×0.9となります。×1.1の補正を「プラス補正」、×0.9の補正は「マイナス補正」と呼びます。

性格による補正は「つよさをみる」画面やジャッジ画面で確認でき、うすいピンクの能力値がプラス補正、うすい水色の能力値がマイナス補正のかかった能力値となっています。「まじめ」など補正のない性格もあります。

種族値+個体値が最大の能力値にプラス補正、最小の能力値にマイナス補正がかかる性格にすることで、能力値の合計を最大化できることになります。

▼性格による補正について詳しく
ポケモンの性格による能力値補正リスト

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能力値の計算式

ポケモンの能力値は、次のように計算されます。ポケモン対戦はお互いのレベルが50に合わせられるのが基本なので、レベル50のときの式を覚えておきましょう。いずれも端数は切り捨てとなります。

●HP
種族値+個体値÷2+基礎ポイント÷8+60

レベルに合わせた計算式:
(種族値×2+個体値+基礎ポイント÷4)×レベル÷100+レベル+10

●攻撃、防御、特攻、特防、素早さ
(種族値+個体値÷2+基礎ポイント÷8+5)×性格補正

レベルに合わせた計算式:
{(種族値×2+個体値+基礎ポイント÷4)×レベル÷100+レベル+5}×性格補正

各能力値の種族値は、80でそこそこ、100あればけっこう高い、120以上あればかなり高い、といったところです。個体値(0~31)で最大15.5、基礎ポイント(0~252)で0~31.5の、合計47の上積みが可能となるので、この±47の幅の影響はけっこう大きい、しかし個体値の優劣をひっくり返すほどではない、といった感じになります。

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能力値の略称(HABCDS)

プレイヤー間の会話や攻略サイト、育成論(対戦用ポケモンの育て方)サイトなどでは、ポケモンの各能力値を、アルファベット1文字の略称で呼ぶことがあります。

HP:H
攻撃:A
防御:B
特攻:C
特防:D
素早さ:S

「H」「A」「S」は能力の略称のようですが、「B」「C」「D」は単純に並びで覚えておけばいいでしょう。

なお、能力値そのものを上記のように略称で呼ぶ場合と、各能力の個体値を略称で呼ぶ場合があるので、混乱を避けるには事前に何を指すのか明確にしておいた方がいいでしょう。「A個体値」のような言い方をすることもあります。

ポケモンのステータス「ようすをみる」画面の6つの記号と対比させ、各能力値の個体値が最高値のときに記号をマークすることがあります。

↑マーキング機能を使って、能力値のメモができます。公式に決まっている方法はありませんが、個体値が最高値なら水色、最低値ならピンク、とする人が多いようです

また、個体値は0~31までの値をとることから、最高値の場合を32進数で「V」と呼ぶことがあります。「6V」といえばすべての能力の個体値が最高値であることを表します。

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「最速」と「準速」

ポケモン対戦では素早さが特に重要で、そのポケモンが可能なもっとも高い素早さを持つ個体を「最速」と呼ぶことがあります。最速であるためには、

・個体値、基礎ポイントが最高であること
・素早さにプラス補正のかかる性格であること

が必要です。プラス補正は別の能力値にかけて個体値、基礎ポイントを最高にした場合は「準速」と呼びます。また、個体値、基礎ポイントを最低値、素早さマイナス補正にした「最遅」のポケモンが使われることもあります。

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まとめ

・能力値は「種族値」「個体値」「努力値」から構成される
・性格により能力値が補正される

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このサイトの管理人

小林 祐一郎@heartlogic
息子と一緒に始めた「ブラック2・ホワイト2」で初めてポケモンに触れる。対戦を少々嗜み、好きなポケモンはコジョンド。つらい思い出の多い技は「とびひざげり」。休日はポケモンセンター周辺によく出没します。

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