バトルハウス攻略1:速さは力! 「素早さ」の仕組みを知る

バトルハウスの攻略にあたって、「素早さ」が重要なカギとなります。ポケモンの素早さはどのように決定されるのかを知りましょう。

「素早さ」が有利不利を大きく左右する

最初にバトルハウスに挑戦したとき、苦戦する理由はだいたい次の2つです。

素早さの低いポケモンを使ってしまい、相手に先制される
タイプ相性をうまく生かせず、不利な戦いになってしまう

どちらもストーリー中では相手とのレベル差があることでゴリ押しできますが、同じレベルに揃えられるバトルハウスでは、押しきれません。バトルでは必ず素早さ順に行動するので、遅ければ先に攻撃を受け、不利になってしまいます。

お互いが1撃で相手を倒せる技を持つ場合、単純に速い方が勝つことになります。対戦において、素早さはとても重要な要素なのです。

ここでは、まずポケモンの「素早さ」はどう決まるのか? を説明します。

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スパトレで素早さの「基礎ポイント」を見てみよう

ポケモンの素早さを知るために、まずはスパトレの画面を見てみてください。

スパトレの画面では6つの能力値の基礎ポイントをレーダーチャートで見ることができます。ストーリーを攻略したポケモンは、だいたい以下のように6つの能力にまんべんなく基礎ポイントが振られた感じになっているでしょう。

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基礎ポイントは通常の戦闘で相手ポケモンを1匹倒すごとに、攻撃を得意とする相手ならば攻撃、HPの高い相手ならばHP、のように特定の能力のポイントが1~3手に入ります。そして各能力ごとに上限252、6つの能力値の総計510まで基礎ポイントを獲得できます(総計はレーダーチャートの右の棒グラフに表示されます)。

通常のプレイでは、基礎ポイントは誤差みたいなものなのでほとんど意識する必要がありません。しかし、対戦においては基礎ポイントが超重要です。

ストーリーをクリアしたポケモンは、だいたい6つの能力に80ずつぐらい(6×80=480で上限の510に近い)基礎ポイントが入るはずです。バトルハウスではレベルが50にそろえられますが、レベル50のとき、基礎ポイントの1/8が能力値に上乗せされます(端数切捨て)。つまり、基礎ポイント80は10ポイントの上乗せとなります。

一方で基礎ポイントが最大の252ならば31~32上乗せされます(後述する「個体値」が奇数の場合、基礎ポイントの端数4と個体値1の分が合算されて1の上乗せとなる)。

レベル50のポケモンの素早さは、高くて200程度です。その中での20少々の差は、かなり大きいと言えます。

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ちなみに、対戦用のポケモンは上のように狙った能力値に基礎ポイントを振って、特定の能力を強化して使うことが多いです。

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種族によって素早さが違う! 「種族値」を知る

ポケモンの能力値を決定する要素は全部で4つあり、基礎ポイントはその1つです。

能力値をもっとも大きく決定付ける要素に、種族が持つもともとの値(種族値)があります。

種族値は、ポケモン公式の図鑑などでは具体的に書かれておらず、素早さならばグラフで「早い」「普通」「遅い」ぐらいの差がわかる程度です。しかし、非公式の攻略本や攻略サイトでは具体的な数値が書かれています。

余談になりますが、個人的にはこのようにポケモン公式が対戦のための厳密な数字情報をヒミツにしていることは、「複雑すぎる印象を与えないため」だと思っています。キッチリやるためには必要な情報ですが、小学生ぐらいには、難しいという印象を与えてしまうだろうなと。最初はアバウトに楽しめ、ある程度の年齢になったり深い興味を持つようになったら数字を意識してできるというのは、ポケモン対戦の奥深さを作り出しているように思います。余談終了。

ここで例に出しているラグラージは、素早さ種族値60でかなり遅い部類です。「スーパー」でないバトルハウスには最終進化前のポケモンしか出てきこないため種族値は総じて低いですが、それでも素早さ種族値60を超えるポケモンは多数いて、先手を取られてしまうでしょう。

では、素早さ種族値が高いポケモンにはどんなものがいるでしょうか? オメガルビー・アルファサファイアの最初のポケモン(御三家)ではバシャーモの方が80とラグラージよりも高く、さらにジュカインは120と飛び抜けて高いです。

レベル50のポケモンでは、素早さ種族値がそのまま(×1/1で)素早さの能力値のベースとなります。ラグラージ(素早さ種族値60)とジュカイン(素早さ種族値120)が対面したとき、ラグラージがいくら素早さに基礎ポイントを振っていても、ジュカインより早く行動することは無理だということがわかります。

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わかりにくいけど最後の小さな差を作る「個体値」

ポケモンの能力値を決定付ける要素には、ポケモン個体ごとの「個体値」というものもあります。その名のとおりポケモンの個体ごとに、生まれてきたときに決定されるものです。各能力に0~31の個体値があり、レベル50のポケモンの能力値には1/2が上乗せされます(0~15ないし基礎ポイント4と合わせて16)。

種族値、個体値、基礎ポイントを合わせて「三値」と呼ぶことがありますが、個体値はもっともわかりにくい値です。ゲーム中に具体的な数値として見ることができず、能力値から逆算するしかありません。また「ジャッジ」さんと話すことで、おおまかに知ることもできます。

乱暴に言えば、個体値の能力値への影響は比較的小さいので、バトルハウス初期の攻略にあたってはあまり重要ではありません。そのわりに高い個体値のポケモンを得るための「厳選」は面倒ですし。しかし、バトルハウスで当たる相手のポケモンはしっかりと個体値が高いものを選んでいると思われ、それに勝つには、やはり無視できない数値です。

例えば、ラグラージ(素早さ種族値60)とコリンク(素早さ種族値45)あたりの対面でも、コリンクが先に行動することがあります。個体値、基礎ポイントともに高いのでしょう。

積み上げた能力値を最終的に補正する「性格」の違い

ポケモンの能力値を決定付ける最後の要素は、個体ごとの「性格」です。「いじっぱり」「ひかえめ」などの性格がありますが、性格ごとに特定の1つの能力値にプラス補正(1.1倍)とマイナス補正(0.9倍)がかかります。「つよさをみる」画面をよく見たとき、うすいピンク色の能力にプラス補正、うすい水色の能力にマイナス補正がかかっています(どこにも補正がかからない「まじめ」などの性格もあります)。

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能力値が低ければ補正の影響はわずかですが、高い場合は大きな影響となります。素早さ種族値120のジュカインなら、マイナス補正で108になるかプレス補正で132になるかで、24も差が出てしまいます。性格の影響は個体値と基礎ポイントの上乗せ分を加えたうえで計算されるので、よりプラスマイナスの幅は大きくなります。

「速くて強いポケモン」を求めるならば、素早さにプラス補正がかかっていて、なおかつ攻撃や特攻(よく使う技に影響する方)にマイナス補正がかからない性格のポケモンを選ぶべきです。

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まとめ

・バトルハウスでは素早さが重要
・基礎ポイントの振り方がかなり重要
・もっとも素早さに影響するのは種族値
・素早さが高くなる性格であることも重要

▼素早さを含めたポケモンの能力値についてさらに詳しくは、こちらをどうぞ
能力値(種族値、個体値、基礎ポイント)の仕組み【ポケモン対戦入門】

▼バトルハウス攻略
バトルハウスの特徴。それまでのバトルと何が違う?
1:速さは力! 「素早さ」の仕組みを知る
2:タイプ相性を生かした戦い方のざっくりとした基本
3:最速ガルーラでバトルハウスを攻略する
4:攻略向けおすすめポケモン

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このサイトの管理人

小林 祐一郎@heartlogic
息子と一緒に始めた「ブラック2・ホワイト2」で初めてポケモンに触れる。対戦を少々嗜み、好きなポケモンはコジョンド。つらい思い出の多い技は「とびひざげり」。休日はポケモンセンター周辺によく出没します。

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