意外といいかも。「親が対戦用ポケモン育成」の効果

子供はポケモンが大好き。そして、ポケモン対戦も(特に男の子は大抵)大好きですね! そんなポケモン対戦大好きキッズに、親(身近な大人)がさりげなく育成ポケモンをプレゼントしてあげたら、結構いいんじゃないかという提案を書きます。

強いはずのポケモンが弱いのは寂しい

ポケモンは、同じ種族でも育成方法によって性能が大きく変わります。が、なぜかポケモン公式では、育成に必要な情報のすべてを公開していません

インターネットで情報収集するか、三才ブックスの(公式のチェックが入っていないらしい)本でも買えば「種族値・個体値・基礎ポイント(努力値)」の情報は得られます。。しかし、公式の攻略本などでは絶対に種族値や能力値決定のシステムが解説されていないため、小学生ぐらいではそれらの情報に辿り着くのが困難なのが現状です。

そのため、きちんと「育成」されたポケモンとそうでないポケモンで対戦すると、強いはずのポケモンがサクッと負けたりします。「カプ・コケコがガブリアスより遅い」とかは、対戦を少しかじると「あってはならない!」と思えるのですが、きちんと速く育成しないと、実際そうなりかねません。

アニメのサトシ気分で対戦を始めた子が、そういう感じでボロボロに負けると結構ガッカリする、現実的な問題として、その子がどうにかできるレベルじゃない原因で負けている可能性があります。それで結局あまりいい経験ができないまま、「なんか難しかった」ぐらいの印象でポケモンを卒業してしまうのも、寂しいなと思います。

育成は対戦の基礎であり、小学5年生レベルの算数

よく、ポケモン対戦で大切な要素は「構築・プレイング・運」だと言われますが、ここに「ポケモンの育成」というのは入っていません。大切でないわけではなく、対戦プレイヤーの間では、できて当たり前だと認識されているためです。

でも実際、その情報はWebで検索して調べられるぐらいの環境とスキルがないと得られない。そのうえ、少数の掛け算・割り算を理解している必要があるので、小学5年生レベルの知識が必要になります。

▼関連記事
ポケモンの能力値の仕組み
ビビリ玉連鎖で基礎ポイント(努力値)を振る

ポケモンの「大事に育てたポケモンで対戦」みたいなコンセプトはいいと思うし、むやみに複雑だと思わせないように、種族値なんかの情報を隠すのも理解できなくもありません。

が、子供が育成のところでつまずいて、より奥が深い対戦を楽しめないのはもったいないと思うんですよね。

きちんと育成されたポケモンはスペックを「信頼」できる

きちんと対戦用に育成されたポケモンを使うと、それだけでわりといい勝負ができるようになるはずです。そして、そのポケモンを「信頼」できるようになります。

ポケモン対戦は算数であると同時に、プレイするほどにポケモンたちへの「信頼感」みたいなものが醸成されていき、それが重要な場面で鍵を握るようになるゲームだと思います。

ポケモンへの信頼感とは何か? と突き詰めていけば、結局のところはスペックへの信頼です。具体的にはこのポケモンならこの相手より先手を取れるとか、この技を使って一発で倒せる、といった大まかな数字勘とでもいうべきものです。

料理で「使い込んだ土鍋は味がよくなる」というのは、要するに目分量の勘がよくなっていくためだ、という話を聞いたことがあります。ポケモンへの信頼というのも、それに近い勘が養われていく、ということでしょう。

育成の壁を越えた先が楽しい

「構築・プレイング・運」のレベル感をまとめてみると、例えばこんな感じ(↓)かなと思うんですが、育成の先には、面倒くさい算数をきっちりやらないといけない要素はありません。ダメージ計算も勘である程度なんとかなります。

構築 プレイング
Lv.1 タイプ相性の補完を意識したパーティ構築ができる タイプ相性を理解した攻撃・交代ができる 技をはずさない、追加効果がよく出る
Lv.2 複数匹のコンボを考えたパーティ構築ができる 大まかなダメージ勘を持った攻撃・交代ができる 相手の不運を引き出す
Lv.3 環境を理解して対策を盛り込んだ構築ができる 相手の妥当な行動を読んだうえで行動を選択できる 一撃必殺技を狙って当てられる

(異論は認める)

勘や経験、特に子供のときが育ちやすいと将棋の羽生七冠も言っていた「直感」が重要になる遊びなので、小さいうちは育成の壁を越えるのを手助けしてあげて、その先を存分に楽しませてあげるというのも、けっこう意義があるのかもなと、最近思っています。

個人的な体験から

ポケモンセンターのバトル大会に参加すると、たまに小学生ぐらいの子と対戦することになるんですが、当然ながらほとんどの子は対戦向けの育成を知らず、サクッと負けちゃうんですよね。

考えてみると、ポケモンXY以降では私も対戦用にポケモンを厳選していたので、当時小学2年生ぐらいの息子に「リザードンがほしい」とか「スターミーある?」とか言われて、何匹か適当な孵化あまり(防御や特防が欠けている)を育成して渡したり、私が育成したきり使っていなかったポケモンをあげたりした覚えがあります。今、本人に聞いても覚えているかわかりませんが、ああいうのはわりと意味があったのでは、と思わなくもありません。

ほかのポケモン保護者勢の話を聞くと、お子さんが100%自力でやっているケースもあれば、親御さんが構築を全部作ってプレイングのレクチャーまでしている場合もあったりするようでさまざまですが、より楽しめるようにある程度アシストするのは、アリじゃないかと思っています。

育成おすすめのポケモンと育成方法

育成するポケモンとしておすすめは、まず、お子さんの好きなポケモン。それから、孵化できるポケモンとしてはリザ―ドン、ボーマンダ、メタグロス、ミミッキュあたりが無難に強くてかっこよくて(かわいくて)メジャーな感じでしょうか。

どう育成すれば? と困ったら、攻撃と特攻の種族値を比べて攻撃が高いポケモンは「ようき」、特攻が高ければ「おくびょう」を選択しまょう。とりあえず速いことが重要です。リザードンはメガリザードンXにするなら「ようき」、Yにするなら「おくびょう」がおすすめです。

そのうえで、基礎ポイントを素早さと攻撃または特攻の高い方に全振りして、残りはHPにしておけば大きな間違いはありません。技は、命中が85以上で威力が高い攻撃技を適当に見繕っておけば、とりあえず大失敗はしない感じになります。

このサイトの管理人

小林 祐一郎@heartlogic
息子と一緒に始めた「ブラック2・ホワイト2」で初めてポケモンに触れる。対戦を少々嗜み、好きなポケモンはコジョンド。つらい思い出の多い技は「とびひざげり」。休日はポケモンセンター周辺によく出没します。

この記事をシェア

関連記事