「ウルトラサンムーンが3DSで最後のポケモン」との噂の出所は?

ニンテンドー3DSで出るポケモンはウルトラサンムーンが最後で、来年以降の新作はNintendo Switchがプラットフォームになる、という噂があります。風の噂レベルで見て適当に流していたのですが、わりとシビアな感じで話題にのぼることも出てきました。

これは、家族みんなでポケモンをやっている家庭にはかなり切実な話です。が、そもそもこの時期に本当にそんなことを公表していたとしたら、アホとしか思えません。この話の出どころはどこなんでしょうか? 

元になっているのはIGN記者の推測

どうやら、元になっているのは、IGN日本語版が公開しているこの記事で書かれた、記者の推測のようです。

「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」はゲームフリークが3DSで行ってきたことの「集大成」になるという――恐らく「ポケモン」のメインシリーズがNintendo Switchにプラットフォームを移す前の、という意味で。
「ウルトラサン・ウルトラムーン」は3DS向けポケモンRPGの「集大成」になる – Pokemon Ultra Sun Version

IGNは、北米を本拠とするエンターテインメントメディア。中でもゲーム、特に任天堂関係のニュースが厚いようです。日本語版の運営は産経デジタル。当該の記事はIGNが行ったインタビューをもとに本社の記者が書いているようです。

IGNのインタビューに答えたゲームフリークの大森滋ディレクターは、これまでの作品は3DSの性能を最大限に引き出そうとして作ってきたと説明している。

要するに、ゲーフリ大森さんの「ウルトラサンムーンは3DS版のポケモンの集大成」という発言と、これまでの「Switchでポケモン出します」という発表、そして開発チームのかなりの人数が別のタイトルを手掛けているといった話から、記者が推測して「おそらくウルトラサンムーンが3DSで最後ぽい」と考え、そう書いたわけです。

これ自体は妥当な推測かなと思います。が、噂として伝わるうちに、このあたりが既成事実化というか話の前提として定着してしまっている感じでしょうか。

Switchの位置づけの変更か何かがあるのでは?

冒頭で「この時期にそんなことを公表していたとしたらアホとしか思えない」と書きました。今は年末商戦前であり、ポケモン新作の発売前。事実であってもそんな買い控えを誘発しかねない情報をうっかり出したら、懲戒処分モノなんじゃないでしょうか。しかも、生産が追い付かず転売が問題になっている状況で言う、合理的な理由が思い浮かびません。

ざっと調べた範囲では、Switchの出荷台数はまだまだ世界で数百万台のかなり前の方のレベルのようです。1千万本の単位で売るポケモン本編のプラットフォームとして完全に移行するには、まだ弱いのではないでしょうか。

さておき、Switchが「家庭に1台」か「1人で1台」のどっちを意識したハードなのか明確でなく、Switchにポケモン本編を持って行ったとき、どう売りたいのかは非常に気になるところです。

現行のギミックいっぱいのSwitchは「家庭に1台」で、「1人で1台」用にもうちょっと簡易で安価で、1人でテレビ接続を前提としないプレイ専用の新ハードが出る、というのが妥当なところではないかと想像するんですが、どんなものでしょうか? 

このサイトの管理人

小林 祐一郎@heartlogic
息子と一緒に始めた「ブラック2・ホワイト2」で初めてポケモンに触れる。対戦を少々嗜み、好きなポケモンはコジョンド。つらい思い出の多い技は「とびひざげり」。休日はポケモンセンター周辺によく出没します。

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