ポケモン竜王戦に備えて読みたい、羽生善治永世七冠の言葉

私は将棋はよく知りませんが、今年、羽生善治さんの本を何冊か読みました。将棋もポケモン対戦も1対1の思考型対戦ゲームであり、相通じるところは非常に多い。いやまあ、長い歴史を持つ将棋にポケモンが「相通じる」というのも、いささか不遜な感がありますが。

羽生さんの著書が支持されているのは、勝負事に限らず人生のさまざまな場面に当てはまる知見があるからで、どこを読んでも示唆に富んでいます。例えば2005年発行の「決断力」で語られている、集中力について。

「子どもの集中力を高めるにはどうしたらいいですか?」
とよく聞かれるが、私は、集中力だけを取り出して養うのは難しいと思う。「集中しろ!」といって出てくるものではない。
子どもは、好きなことなら時間がたつのも忘れてやり続けることができる。本当に夢中になったら黙っていても集中するのだ。集中力がある子に育てようとするのではなく、本当に好きなこと、興味を持てること、打ち込めるものが見つけられる環境を与えてやることが大切だ。
(「決断力」P.91より)

こんなこと、永世七冠まで極めてしまった羽生さんに言われたら、うなずくしかありません。

今年のうちに書こう書こうと思っている間にこんなタイミングになってしまったのですが、息子がポケモン竜王戦の予選を通過しました。

▼竜王戦の公式サイトはこちら。
「第3回 ポケモン竜王戦」公式サイト

今年のJCS、WCSで上位に入賞すれば予選をパスして招待参加できたのですが、どちらも息子の順位は一歩及ばず。とはいえオンライン予選は非常に人数が限られているし、どうだろう…? と思っていたところ、並々ならぬ集中力を発揮し、見事に勝ち抜きました。

オンライン対戦はどうしてもダラダラやってしまうことが多いのですが、この予選は極めて高い集中を維持し、負けたときはうまく気分転換し、同じミスは繰り返さず、実にいい戦いをしていたように思います。息子がここぞというときに発揮するパワーに驚かされることはこれまでも何度かありましたが、今回もまあ、よくがんばった。

そんなわけで、竜王戦本戦では羽生さんにもお会いできるのかなあ…。特に書かれていないから、羽生さんはいらっしゃらないのかもしれませんが。いずれにしても、国内のトッププレイヤーや特別ゲストを相手に、がんばっていい試合をしてほしいと思います。

このサイトの管理人

小林 祐一郎@heartlogic
息子と一緒に始めた「ブラック2・ホワイト2」で初めてポケモンに触れる。対戦を少々嗜み、好きなポケモンはコジョンド。つらい思い出の多い技は「とびひざげり」。休日はポケモンセンター周辺によく出没します。

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