子供にキャラものを買ってあげますか?

「子供にキャラクターものの服や文房具を買ってあげますか?」。ポケモン好きに聞くのは愚問な気もしますが、育児の現場では、ときおり聞かれる疑問です。

個人的にも、子供が生まれる前は「キャラクターもの」にあまりいい印象がなく「子供ができたらシンプル路線で育てたい」てなことを考えたこともありました。

しかし、実際に子育てをしてみると、キャラクターの威力を実感することばかりでした。トイレトレーニングではアンパンマンや電車、車などの「シールを貼る」ことがモチベーションの維持にすばらしく効果的でしたし、プールへの苦手意識を克服できたのはゴーカイジャー(戦隊もの)のおもちゃのおかげでした。子供のキャラクターへの「好き」の力はすごく大きくてピュアなもので、いい方向に向けることができたら、難しいことを成し遂げたり新しいことを身に付けたりする原動力になると感じています。

とはいえキャラクターそのものと、しばしば言われる「キャラクターもの」は、またちょっと話が違うかもしれません。ネットの議論など見てみると親が「キャラクターものは買わない」と言う理由は、おおむね次の3つにまとめられるようです。

  1. センスのいいデザインだとは思えない
  2. 商売の戦略にほいほい乗せられているようで嫌
  3. 刺激的すぎる/子供が安易に満足し、創造性が育たない、等々

いずれも本人の主観に過ぎないといえば、それまでの話に思えます。だからこそ夫婦や親子(祖父母)で強固に意見が対立したら面倒くさそうでもあります。合意点が見えませんからね。

1は確かに、安売り店の衣料品や雑貨、レジャー用品などは、シンプルなデザインの製品よりも微妙なキャラクター付きの方が安かったりするので、デザインまで考慮せずに買ったいろいろなものが蓄積した結果「センスの悪さの象徴としての安易なキャラもの」が目立つということはありそうです。

2は、別に好きじゃないうえに手法がわかりやすいものだと、露骨な戦略だけが見えてしまって嫌になる、ということはありますね。戦隊ものとか仮面ライダーとかプリキュアとかの歴史あるシリーズは、1年のどこで新アイテムを主人公に持たせていつの商戦に合わせるか、みたいな手法がすっかり確立されてるんだろうなーという気もしてきます。詳しくは知らないけど。

えっ、そのウォッチ新しいの出るの!? みたいな驚きもあったなあ……。一方で、好きなもののグッズなら気にもしないんですけども。

3は、実際の調査に基づいた研究の類を見たことはないけれど、いろいろ言う人がいます。「アンパンマンは暴力的である」という主張を見ましたが、ちょっと同意しがたい。それを言うなら「頭を食わせるなんて猟奇的すぎる」とかいう点はどうなんだろう? まあ、大抵のものには何かしら難癖付けられそうではあります。

  1. キャラに着られるのではなくキャラものを身に付けるレベルでほどほどに
  2. 「踊らされている感」が出ない程度にほどほどに
  3. 同意しかねる主張を声高に叫ぶ人とはほどほどの距離を取って

って感じかな? ポケモンのグッズはいろいろな意味で洗練されていて、

  1. センスがいいものが多くデザインの幅が広い
  2. 「戦略に乗せられている!」と感じるレベルでないラインアップがあって、とても踊りきれない
  3. 悪目立ちしていないので、いろいろある中で敢えてポケモンを選んで攻撃する人をまず見ない

という点で安心してグッズを買っています。

このサイトの管理人

小林 祐一郎@heartlogic
息子と一緒に始めた「ブラック2・ホワイト2」で初めてポケモンに触れる。対戦を少々嗜み、好きなポケモンはコジョンド。つらい思い出の多い技は「とびひざげり」。休日はポケモンセンター周辺によく出没します。

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